よなは徹 江戸与那城三線

よなは徹さんの三線を製作しました。

 

今や実力、人気ともに不動の地位を築いている徹さんですが、人一倍三線の音にこだわりを持たれている方で、三線の歴史や成り立ちにも非常に詳しいお方です。

 

ティーガー製作をしている家内が芸能活動を通じてよなは徹さんと交流があり、その縁から三線製作に繋がりました。

 

そんなよなは徹さんに製作したのが江戸与那城型三線(2017年8月12日製作)。

 

音、見た目ともに気に入っていただけました。ステージでどんどん弾いてくださいね。



よなは徹氏江戸与那城型三線

沖縄の唄者のなかでもその実力から若手No.1の呼び名も高いよなは徹さんの江戸与那城型三線を製作しました。民謡のイメージも強いよなは徹さんですが、昨今では古典の舞台でも活躍されています。

棹はカミゲン黒木のなかでも特に上等な黒木を使用。チーガーには桃原製のクヮーギとチャーギを使用した特殊チーガーを使用。チーガーの内径は盛嶋開鐘の掘りを桃原氏が改良した盛嶋開鐘大音通です。

 

塗りは古典での使用を念頭に黒塗りのつや消しにしています。

 皮は普通張り(7分)で、柔らかではありますが張りのある音色を作りました。徹さんの歌声に負けない大音量で張りのある三線に仕上がっていると思います。

 

カラクイは象牙のカンプーです。糸掛けは少し変わっていますが、和胡弓の音緒を使用しました。

三線の型 江戸与那城型
 棹の材質 高級カミゲン黒木
7分張り
チーガー

桃原クヮーギチャーギチーガー

盛嶋開鐘型(大音通)

カラクイ カンプー
ティーガー チャイナシルク牛皮閉じ黒
糸掛け 和胡弓音緒
その他 糸蔵を金色に塗装

 ※よなは徹仕様江戸与那城と同等の三線をご希望の方は、50万円から承ります。

よなは徹 江戸与那城三線の音色

徹さんの独唱です

 

一緒にかぎやで風節を歌わせてもらいました



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