2014年3月に開催された、沖縄県立博物館・美術館プレゼンツ「三線打ティーワジャコンテスト」にて「沖縄県立博物館・美術館館長賞」を受賞致しました。
名誉ある賞が頂けたのは、ひとえにご指導頂いた先輩方、応援して下さる家族、お客様と友達と皆様のお陰です。
益々研究に励んで参りますので、今後とも応援宜しくお願い致します。
型:湧川開鐘(県指定有形文化財の開鐘写し)
棹材質:高級黒檀
蛇皮:本皮一枚張り
塗り:鏡面塗り
カラクイ:梅型牛骨
ティーガー:南風原絣
第一次審査:外観
県指定有形文化財の開鐘は図面があり、各部分のサイズが記載されてます。
図面では表せない、天や鳩胸の膨らみの表現に時間をかけました。
カラクイは、昔の三線によく使われてた牛骨飾りをの物を使い昔の雰囲気を出しました。
湧川開鐘は、猿尾が短いので現代のサイズのチーガーでは尾が短く届かないので、小さめの胴を作り皮張りを行っています。
第二次審査:音色
音色は現代三線の様な張りのある音色ではなく、中厚の皮を使い、やや優し幅のある音色に仕上げました。
低音、中音、高音とバランスの取れた響きで、最後まで伸びる余韻が特徴となっています。
価格:1,800,000円